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エディプス王 (ストラヴィンスキー) : ミニ英和和英辞書
エディプス王 (ストラヴィンスキー)[えでぃぷすおう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 
ラヴ : [らヴ]
 【名詞】 1. love 2. (n) love
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

エディプス王 (ストラヴィンスキー) : ウィキペディア日本語版
エディプス王 (ストラヴィンスキー)[えでぃぷすおう]

エディプス王』(''Oedipus Rex'')は、ソポクレスオイディプス王を元にイーゴリ・ストラヴィンスキーが作曲した2幕からなるオペラオラトリオである。表記は『オイディプス王』ともされる。
==概要==
ストラヴィンスキーは1920年代後半になってから、新古典主義に基づく音楽作品を多く生み出した後、より規模の大きい声楽作品を作曲するという欲求にとらわれるようになる。『エディプス王』もそうした規模の大きい作品を書くようになった作品のひとつである。
ストラヴィンスキーは民族的な境界にとらわれず普遍性な主題を持つ作品として、ソフォクレス戯曲エディプス王』を選び〔元々ストラヴィンスキーはアッシジの聖フランチェスコの伝記を読んで、聖なる古代の言語で書かれた神話劇を作曲しようと思い立ったことが始まりだった。のちにソフォクレスの戯曲に決定した。〕、1925年9月から作曲を開始した。また作曲の直前、友人のジャン・コクトーに台本の執筆を依頼した。コクトーは語り手を置くことを提案し、歌唱部分のみは神学者ジャン・ダニエルーによってラテン語訳が作成された。そして1927年3月14日に全曲を完成させた。
コクトーとストラヴィンスキーは、この作品をバレエ・リュスの主宰者セルゲイ・ディアギレフの舞台活動20周年を祝うサプライズにしようと考え、極秘裏に準備を進めたが〔塚谷晃弘訳『ストラヴィンスキー自伝』全音楽譜出版社、1981年、174ページ、182-183ページ〕、「贈り物」がバレエでないと知ったディアギレフは、観客が失望するであろうと考え落胆した〔リチャード・バックル、鈴木晶訳、『ディアギレフ ロシア・バレエ団とその時代』リブロポート、1984年、下巻250ページ〕。
初演は同年の5月30日に、サラ・ベルナール劇場におけるバレエ・リュスのパリ公演の一環として、ストラヴィンスキー自身の指揮で行われた〔初演に先立って、ポリニャック公爵夫人の邸宅で非公式の初演が行われた(『自伝』148ページ)。〕。この時はオラトリオの形式で行われ〔準備を極秘に進めるため、大掛かりなオペラではなく、オラトリオ形式が選ばれた(『自伝』、183ページ)〕、ディアギレフの予想通り、バレエを観に来ていた聴衆たちは困惑した〔『自伝』、183-184ページ〕。また翌年の1928年4月27日にはウィーンの国立歌劇場でも行われ、ここではオペラとして上演された。
1948年には一部が改訂された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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